おやごころ かみごころ

金光教の教会で御用させて頂く日々の中で感じた神様の話

迷い信心ではいかぬ

今日は1ヶ月ぶりの御本部参拝の
おかげを頂いた


7月はいつお参りさせて頂こうかと
予定を立てたとき
手元の御用の都合やこどもたちの夏休み前でもあって
ゆっくり
お参りが出来そうな日は
今月は10日か11日しかないことに気がついた

丁度
PMSの時期と重なっていていた
予想は的中だった
手元の御用が思うように進まず
結局10日もお参りし損ねて
今日となった

 

ところが
朝起きたとき
すこぶる体調が芳しくない

早速
「あーやっぱり昨日お参りしておけば」
と後悔した。

まだ昨日の方が調子が良かったといえば
良かったのである


それでも今日は
お参りさせて頂かない
と今月はもう難しいと
思い直し
なんとかお引き寄せ頂けますようにと
御祈念させて頂いた

 

その後
こどもたちの学校への送り出しに
右往左往してるときに
ある信者さんからの電話がかかった

 

詳しくは差し控えるが
その信者さんは
転職し
数日前から新しい職場で早朝の
仕事に就いたばかりだった

 

ところが今朝
その職場の社長の奥さんに
仕事のことで怒られ
一時間も早く帰らされたらしく
「前の職場を辞めなければ良かった」
との後悔の念がにじむお届けの内容だった

 

詳しく伺いたい気持ちは山々だったが
ただでさえ慌ただしい朝の時間
さらに御本部参拝させて頂く予定なので
話に耳を傾ける時間がない

ということで
信者さんには事情を話して
御本部から帰ってから
話を伺うことを了承してもらい
電話をひとまず切った

 

出かける準備をしながらも
その信者さんのことが気になり
「あーやっぱり昨日お参りしとけば良かった!」
という気持ちばかりが膨らんだ

そうこうしてるうちに
乗る予定だった新幹線に乗り遅れつつ(..;)
何とか御本部に向けて出発させて
頂くことが出来た

電車に乗っても
その信者さんのお届けのことが
気になって仕方なかった

その信者さんは転職することについて
かなり迷っておられたが
ちゃんとお取次頂かれて決められた
転職だった

だからおかげになるはずなのだ

しかし
本人は「後悔」してるとのことだった
そのことが非常にわたしの心を
モヤモヤとさせた


そして
御本部から教会に帰るまでに
なんとか
このモヤモヤが
なくなるおかげを頂きたいと思った


そうこうしているうちに
御本部に到着

本部広前にお参りさせて頂き
今月の御礼のお届けをさせて頂くことが
出来た

 

その後は
奥城参拝させて頂き
先月お借りした本を返すついでに
調べ物があったので
金光図書館へ寄ろうと考えていた
 
が、金光図書館は
なんと休館日だった

昨日御本部は月例祭日で
昨日だったら図書館は開館していた

わたしの心の中は
「やっぱり、昨日お参りするべきだった」
との思いが益々膨らむばかり


今日は当てがハズれてばかりの本部参拝だなあと思ったが

御本部参拝に

当たり外れがあるわけがないとも思い

当てがハズれるのもおかげと

いうことかと思った

 

そうしたら

時間が空いた分
ゆっくり奥城をお参り出来るし
予定より早めに帰路につかせてもらえる
ではないかと気がつき
気持ちを切り替えて
早速教祖奥城

 

しばらくの間
御祈念させて頂いていると
やはりどうしても
あの信者さんの
朝の電話が気にかかるばかり


あの信者さんへの
御取次、御理解が
「間違っていたのかもしれない」
と心配が先に立った
転職しないほうが
「正解」だったのかも?
とも思った

そんなことを考えていて
やっぱりモヤモヤしていた

 

すると心の中に

「迷い信心ではいかぬ。一心とさだめい」
というみ教えが浮かんだ。

 

さらにしばらくして
ふと気がついた

昨日お参りすれば良かったと後悔する
自分と

やっぱり転職しないほうが良かったと
後悔する信者さんの心が

同じであることに気がついた


そのことに気がつけて
心の中のモヤモヤが消え去り
目の前が
ぱあっと
晴れるのうなおかげを頂いた

 

そして

さあ
御用にお使い頂くぞという
気持ちにならせてもらい
帰路についた

 

教会に到着して
間もなく
計ったかのように
その信者さんが
お参りされた

(ちなみに別の信者さんから
お届けの電話もあった)

 

神様が早く帰らせて下さったと感じた

 

そして改めて
今朝の電話のことについて
お取次の御用にお使い頂いた

 

その信者さんは
帰るときには
「やっぱり今日教会にお参りして良かった!」

といって
お帰りになった

 

その信者さんの心と
その時のわたしの心も同じだった

 

「やっぱり今日御本部にお参りして良かった!」 と