おやごころ かみごころ

金光教の教会で御用させて頂く日々の中で感じた神様の話

教会の100年祭のおかげを頂いて(2)



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記念誌の編纂については当初
わたしの頭の中では
今お参りされている方々のおかげ頂かれたことについての思いとか
私自身これまでブログに吐き出していたところをまとめていくことを中心にしていこうと考えていた

歴代教会長については簡単な説明にとどめるつもりであったが、編集させて頂く中で歴代教会長先生の信心に苦労されつつも御用を全うされる姿に触れて、色々と考えさせられるところがあり
結果的には歴代教会長先生の御跡を詳細になぞっていくことが中心となった

特に初代教会長先生のことについては
資料がほとんど残っていないこともあり
私自身
これまでお名前をお唱えしても
あまり実感として尊ぶ気持ちがどうしても薄かった

しかし改めてこの度、数少ない初代教会長先生の資料と丁寧に対峙してみて
初代がわずか布教3年目にお国替えされたこと
その御歳がわたしと同じ
43歳であったこと
お子様を亡くされていることなどがわかり
何となくではあるものの
初代の人と成りが
偲ばれるようにならせて頂いた

うちの教会は
わたしが7代目となるが
それぞれの歴代教会長が遺された
信心の軌跡を掴ませて頂き
やっと「後継」させて頂く
その信心を「受け継ぐ」ということを
遅まきながら
分からせて頂けたような気がする

この教会に住むのはかれこれ
四十数年だが
やっとこの教会の人間に
ならせて頂いたような気がするのだ

またここに自分自身
成長のおかげを頂いたと実感させて頂いている